丸型が主流の缶バッジですが丸形以外の形状が結構出てきましたね。弊社でも五角形缶バッチが満を持してのデビューとなりました。正確には再デビューということなんです。実は数年前より五角形の缶バッジを扱っていたのですが、トラブルがありまして一時扱いを中断していました。それは、五角形の角丸の部分において缶バッジのフィルムと紙の破れが生じていたことです。最初は気づかなかったのですが次第に破れが目立つようになっていて、不良品が増えてしまいお客様に納品できる数量が確保できなくなったため一時受注を中断させていただきました。
その後は原因究明と新たな改良品をお客様の元へお届けできるように研究を重ねていました。まず、資材メーカーから購入したフィルムが薄いというのが原因でしたのでこれの改良から着手しました。しばらくしてさらなる原因が分かりまして金型や素材の見直しを図っていましてようやく再販売できるクオリティを確保できるようになりました。缶バッチ作成のための機械や金型を分解して隅々まで見渡してどこをどう直せばきれいなバッジが作れるかということが分かってきました。実際、金型まで改良をしている業者様はないかと思います。
このような細かいところまで探っていく姿勢が弊社のコダワリの一つであると自負しています。缶バッジの機械や金型は構造が簡単に見えて実は複雑で精密なものなので、扱う人によって缶バッジの出来具合もかなり変わってきます。SNSを見ていますとキャラクターの缶バッチの交換会が盛んに行われていますが、その中で缶バッジ五角形の角部分が破れているような報告がいくつか見られました。角丸の部分は複数方向から力がかかりますのでフィルムや紙が破れやすいのです。
最近ではさすがに紙の破れは見られなくなりましたが、裏面の紙がはみ出していたり、フィルムがきちんと缶バッジに収まってなかったりしているのはありますね。ちなみにこれは金型の不具合ですので修理や調整が必要になるかと思います。
弊社は他社様より数歩先へ行くような行動を起こしていたのでこのような問題は起きていません。缶バッチの製作の上では、その精密さ等により様々なトラブルが発生していますが、豊富な知識や経験と実行力で弊社は常に他社様より一歩二歩先を進んでいます。弊社はもう20年近く缶バッチと向き合っていますのでたいていのトラブルはすぐに対処できるようになっていますし、缶バッジの不具合を見ればどこが悪いのかがすぐに判断できリカバリーもすぐに可能になっています。
写真を見て頂ければ五角形缶バッチのフチ部分の綺麗さが分かるかと思います。この綺麗さを出すのに金型の改良やパーツの見直し等でかなり工夫しました。どうでしょうか?角丸の部分が綺麗にできていませんか?
五角形の缶バッチは旅行会社様ではツアーの参加者の方へ胸に着けるバッジとしてでなく、サッカーの観戦ツアーでチームのエンブレムをプリントしたもので、記念品として作成させていただいたことがあります。サッカーの応援で好きなチームのロゴが入っているということでツアー参加者の方にはかなり喜んでおられたようです。また、予備校の講師の方の顔写真を缶バッジに印刷して合格祈願というかたちで生徒のみなさんに配ったという事例もあります。私たちも生徒のみんなに合格してもらいたいという気持ちで缶バッジを作成いたしました。毎年受験シーズンや国家試験等のシーズンになりますと五角形缶バッジの注文が増えています。これら以外でも様々なシチュエーションでご注文をいただいています。
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